前回の佐賀の武雄温泉へ弾丸旅に引き続き、今回は昨年から行きたかった富山県砺波市のとなみチューリップフェア、高岡市の雨晴海岸へ行こうと思います。
今回の弾丸旅にはいくつか条件があり、曇ではなく晴れであること、チューリップが見頃であること、立山連峰の頂上部分が雪で積もっていることの3つの条件です。
昨年での計画では、1泊2日で1日目は高岡・砺波、2日目は富山市の予定で計画を立てていましたが、1週間前からの突如2日目の降水確率が80%という状態に変わり行けずじまいとなり、あるいは1日目は天候がなんとか持ちそうなので、高岡・砺波のみ観光して日帰りで帰ろうとも考えましたが、翌年へと繰越となりました。
今回のルートは、京都からサンダーバードに乗って金沢へ行き、金沢から北陸新幹線に乗って新高岡駅へ行き、ここからは砺波・雨晴とそれぞれ在来線で行くのですが、北陸新幹線には約1ヶ月前に乗ったばかりで、再び乗るとは思っていませんでした。
そして当日。
早めに起きてしまい、早めに出発したら乗る予定のサンダーバード3号より1本前の1号がまだ到着していませんでした。
一瞬時間を変えようかと思いましたが、今回はWEB早特1切符であり、変更すると金額がアップするためやめました。
前回のサンダーバードでは2つトラブルがありました。
1つ目は学生集団が隣にすわり、コーヒーを床にぶちまけたこと。
2つ目は途中の駅区間で線路にトラブルがあり、遅延が発生したこと。
今回はというと・・・。
車内は前回と比べガラガラ状態で二席使い放題♪
まぁ春休み入ったばかりだったから混雑していただけだと思うけれど。今回はGWシーズンなのになんでだろう。
斜め前には、20代らしきカップルが座っており、トンネル内で男からの突然キスの連発…。(°ー°〃)
イチャイチャやめてほしいです。窓に反射してるんです。せっかくの旅を…。(¯―¯٥)
通路を挟んで隣じゃなくてよかった。隣のお客さんかわいそうです。(¯―¯٥)
金沢からは北陸新幹線「つるぎ」で新高岡駅へ1駅乗車。新幹線もガラガラでした。
まずは2017となみチューリップフェアへ行きました。
新高岡駅からは城端線に乗って砺波まで乗るのですが、となみチューリップフェアで行く人で大混雑です。
砺波駅からはシャトルバスが出ており、休日は5分間隔、平日は15分間隔で運行されています。最初は徒歩で行くかレンタサイクルで行く予定でしたが予想外でラッキーです。
となみチューリップフェアは、爽やかな風の中、青空と色鮮やかな花々に囲まれた別天地、となみチューリップフェア。国内最大級のチューリップフェアで700品種、300万本のチューリップが色あざやかに咲き誇ります!期間中は、フラワーファッションショーなどさまざまな催しも予定されていています。会場には、チューリップで描かれた迫力の地上絵や、砺波発案のひょうたん池に浮かぶ珍しい水上花壇、愛のパワースポット花壇など、楽しくて見ごたえのある演出がいっぱいです。
今年の2017となみチューリップフェアは100周年記念らしく何か得した気分になりました。
ただ、お客さんの数ヤバすぎです。ここでの滞在猶予は2時間程です。
砺波チューリップ公園に入るとチューリップだらけでどのように撮ったらいいのだろうと。
まずは、1番の見ものであるチューリップタワーからの大花壇に行きましたが、40分待ちで2時間の猶予に気にしながら待ちました。
大花壇のあとは、パンフレットに書いてるみどころ「花の大谷・水上花壇・水車荘・オランダ風花壇」などを回りながら撮りまくりました。うまく撮れてるかわからないが、なんとか猶予内に間に合いました。
ただ、次回はゆっくりと見てみたいものです。
砺波に戻って次は雨晴海岸へ富山湾に浮かぶ立山連峰を見に行きました。
雨晴海岸では浜から眺める岩礁、富山湾越しに見る3,000m級の立山連峰の雄大な眺めは、四季それぞれに変化し、息を呑む美しさです。万葉の歌人、大伴家持は、この雨晴の風景をこよなく愛し、多くの歌を詠みました。雨晴海岸から氷見市の松田江の長浜までは「白砂青松百選」・「日本の渚百選」に選ばれています。源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」があり、地名「雨晴」の由来ともなっています。
しかし、雨晴へ行く道中の立山連峰は空が明る過ぎて薄っすらとしか見えません。
嫌な予感…。
今更引き返しても時間の無駄なので少しだけ期待しながら行きました。
雨晴での滞在時間は30分。観れるであろう場所までは5分。
そして、富山湾に浮かぶ立山連峰はと言うと、残念ながら見ることができませんでした。ただ望遠で露出を低くしたらなんとか見れた…。
ちゃっちゃっと撮って駅に戻りました。
実際はこんな感じに見れるみたいですが、本当かな?Photoshopの力ではと疑いたくなりますが。
後からわかった事ですが、雨晴海岸の場所どうやら間違えていたみたいです。
高岡駅に戻り、駅近くで高岡大仏と瑞龍寺を見に行きました。
高岡大仏は、奈良・鎌倉と並ぶ日本三大仏に数えられる大仏で、地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。はじまりはおよそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことだといわれています。その後何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返し今の形となっています。出来栄えが素晴らしいことから、日本一の美男とも呼ばれ銅器日本一の高岡の象徴的存在で愛され続けています。
高岡山瑞龍寺は、壮大な伽藍配置様式の豪壮にして典雅な美しさに圧倒されます。加賀藩百二十万石の財力を如実に示す江戸初期の典型的な建造物です。高岡の開祖前田利長の菩提寺、曹洞宗の名刹です。3代藩主前田利常の建立で、1997年に山門、仏殿、法堂が建造物として国宝に指定されています。また総門、禅堂、大庫裏、大茶堂、回廊三棟が重要文化財として指定されており、江戸初期の禅宗寺院建築として高く評価されています。
高岡大仏と高岡山瑞龍寺は駅を挟んで南北にそれぞれあり、遠そうに見えますが案外近かったです。
瑞龍寺の後は歩いて新高岡駅へ向かい本日の弾丸旅行は終了しました。少し足が痛いです。
今までいろんな特急に乗っていろんな場所に行ってきましたが、特急はサンダーバードが一番良いですね。
金沢から先へ数本富山行きとか出してほしいなぁ。
スポット名:となみチューリップフェア(2017年4月21日~5月5日までの期間限定)
場所:富山県砺波市花園町1-32 砺波チューリップ公園
アクセス:JR城端線砺波駅から徒歩約15分(無料シャトルバス・タクシーで5分)
スポット名:雨晴海岸
場所:富山県高岡市太田
アクセス:JR氷見線雨晴駅から徒歩5分
スポット名:高岡大仏
場所:富山県高岡市大手町11-29
アクセス:あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩10分
スポット名:高岡山瑞龍寺
場所:富山県高岡市関本町35
アクセス:あいの風とやま鉄道「高岡駅」から徒歩10分あるいはJR北陸新幹線「新高岡駅」から徒歩15分
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