神戸ルミナリエへ4年ぶりに行ってきました。ルミナリエへは去年行きたかったけど、天候と都合が合わず、時間も出来て行こうと思ったら終了してしまったという悲しい思い出があります。
震災者への鎮魂歌、神戸ルミナリエ
神戸ルミナリエは、毎年12月に神戸市で開催されます。1995年12月に始まったこの催しは、今年(2016年)で22回目となります。美しいイルミネーションに彩られる光景は、神戸における年末の風物詩となりました。
1995年と言えば、1月17日に阪神・淡路大震災が発生しました。特に神戸市は壊滅的な打撃を受け、日本一美しいと言われるこの港町が一瞬のうちに廃墟と化したのです。そしてこの年から、震災者への鎮魂と哀悼、そして復興祈念のために神戸ルミナリエが始まりました。
この神戸ルミナリエは営利目的ではありません。そのため、費用の捻出が課題となり、近年は毎年のように開催が危ぶまれていました。今年はようやく開催にこぎつけましたが、来年以降の目途は立っていません。もしかすると、今年が最後かも知れないのです。
今回の作品テーマは?
今年のテーマは「光の叙情詩」(Ode della luce)となっています。入口から「フロントーネ」、それから屋根付き回廊の「ガレリアコペルタ」、その後ろにアーチ状の「ガレリア」という構成になっています。
出発
神戸ルミナリエへは小学生時代に1回、4年前に2回目行って、今回が3回目となります。小学生時代は第1回目のルミナリエだったと思います。
さて、4年前の記事は以下のページよりご覧ください。
冷えてはいけないので、ホットミルクコーヒーを飲んで体を温めて出発しました。
が、しかし。
点灯前入口に30分前に到着。
混雑し過ぎたのか15分早くに点灯することになり、記念のためにムービーを撮りました。
フロントーネ・ガレリアコペルタ
神戸ルミナリエのスタート地点は、JR神戸線および阪神本線の元町駅です。ここから一方通行で歩いていきます。
日本銀行神戸支店北側が入口となっており入口の「フロントーネ」をくぐり抜け、「ガレリア」仲町通りの光のトンネルを抜けるとメイン会場へと到着します。
スパッリエーラ
メイン会場東遊園地広場では巨大なイルミネーション「スリッパエーラ」が飾られています。このルミナリエ通りおよび東遊園地の大型作品も含めたすべての作品に30万個を超えるLED電球を使用されています。
東遊園地からの帰りは元町駅ではなく三宮から帰ることとなります。
今回の神戸ルミナリエは、12月2日から11日まで開催されています。曜日によって点灯時間は異なり、平日は18時から、休日は17時からとなります。
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